2003.11.02 耽美会鼻責めパーティー
 世界でも、そしておそらく世界史上でも唯一の、ハード鼻責めマニア限定の集い、耽美会鼻責めパーティー。早いものでもう丸7年を過ぎ、開かれた回数も20回を超える。マニア諸氏の篤い思いに支えられて、走り続けた感がする。

  今回の登場は若妻ゆかりだ。鼻責めパーティーには何度か登場した彼女だが、諸氏の強い希望で、およそ1年半ぶりの登場となった。
  久しぶりに顔を見て驚いたことは、容貌にすこしも衰えが見られないことだ。肌に艶が増し、若返ったようにすら感じられる。M女は魔物、である。
  何度か登場しているゆかりであるし、参加諸氏もほとんどが常連(いい意味で)の方たちなので、今回は私の責めを見せるより、マニア諸氏の手で責めることを主眼に置く。
  とは言ってもいきなり“さあ、どうぞ”と差し出されたのでは諸氏も張り合いがないだろう。かえってもの怖じしてしまうのが常だ。

  まずは私の責めで雰囲気をつくる。

  縄を掛けられただけで、ゆかりの体から力が抜け、熱い吐息が漏れ出す。指で鼻を引きめくると、それだけで、それまであんなに紳士的だったマニア諸氏の目に火が燃え出す。取り巻きの輪がぐんとせばまる。
  冷たさすら感じさせるゆかりの整った容貌だが、見かけに相違して、そのM性はつよい。
いったん火がつけば、飽くことなく被虐を求める。それに加えて彼女は多くの人の目に晒され、男たちの手で玩具にされることでますます燃え上がる、いわゆるニンフォマニア(色情狂、露出狂とも訳される。)でもある。
  鼻フックによる責め。胡坐縛りに縄をかけたうえでのツェッペリンによる顔面責めなどでひとしきり盛り上がったところで、半裸のゆかりを客席に引き出した。
  待っていた、と言うように諸氏の手が伸びる。乳房に、尻に。しかしやはり一番多いのは、端正な顔に伸びる手だ。拡張された鼻孔をためつすがめつ撫でる手、おずおずと内部の湿り気まで確かめる手。口に指を差し込むものもいる。ゆかりの喘ぎ声がいちだんと高まる。その目は男たちの暴虐の手に翻弄される自分に酔っている。
  四つんばいに部屋の中を這い回るゆかり。最初はおずおずだったマニア諸氏の手も、彼女がそれを悦んでいるとわかり、今は大胆に鼻孔の奥深く指を差し込むものもいる。

  いつ果てるともない異端者の集い。女の喘ぎ。汗と涙。男たちの熱気はますます濃密の度合いを深めていく。

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